何かをやりたいと思っていても、まず日々の雑務の交通整理しないと前には進めませんね。毎日押し寄せてくる、「やらなければならない(must)」仕事や家事、雑事の数々。
それらを的確に処理して、本来「自分の能力が発揮できる(can)」ことに時間をシフトすることが望ましいのです。
そのために、WHW実現手帳の【Weekly】のリフィルをつくりました。
週のはじめに「今週、何やるか?」と問いかけて、must・やらなければならないコトを、【Weekly】のリフィルの左ページの9paletteの周辺8枠にWhatを書き出していきます。
仕事や家事の場合、7割くらいがやらねばならないWhatです。他人や組織の頼まれ・やらされごとですから、8枠のうち6項目くらいを埋めたら、全体を見渡して処理が簡単なものから(重要かどうかは別にして)
9paletteの外側の吹き出しに、どうやるかHowを書いていきます。
ポイントは、mustを動かすこと。まず緊急案件は放置はできませんから、いち早く最初の一手だけを打つ。いつやるか。【Weekly】のリフィルの右ページのWhen・1週間のバーチカルに所要時間も決めて記入します。目処をつけるだけでいいので手離れさせる。ベストは人に振ることですが。
次に重要なこと。これは誰にとっても重要なのか選別すること。組織や家族にとって重要でも、役割的に自分はサブの位置かもしれなかったりします。主体がフォローか立ち位置を決めましょう。その上で、今週のどの時間帯に対応するのか。これもバーチカルに記入。
そうして整理していくうちに、しっかりと対処しなければならないことが残ります。それが今週いちばん時間をかける事柄。前さばきで、使える時間が見えてきたので、この大事な項目は複数回の時間を配分しましょう。
そして、別の9paletteふせんか、Free noteに転記して、分析、データ、資料集めから着手して、どう動かしていくか方向性を決めましょう。このワークがmustだけでなく、「自分の能力が発揮できる(can)」仕事だとウェルカムです。
週中で【Weekly】のリフィルページを開いて、水曜日から土曜日までを見渡して、うまく処理が進んでいる週ですと、「余白の時間」が浮かび上がってきています。
これは贈り物です。2時間でも3時間でも仕事や家事をシャットアウトして、「やりたかったこと(will)」を享受してください。
このcanやwillは、「この1年何をやるか」、「これからの人生何をやるか」に結びついていきます。
YearlyページやLife Planページに書き出していってください。
本当にやりたいことは、顕在化しているmustな事柄の向こうに潜在化していて、ふっと顔を出すのです。
毎週毎週、丹念に生きていきながら、、流されずに竿刺していければ見えてくるのです。
Weeklyからボトムアップして、YearlyやLife Planに繋げていけるWHW実現手帳です。