手帳のおすすめで楽しみでもある「Wish List(やりたいことリスト)」や「ワクワクリスト」を1年の初めに書き出して、毎年40個できたり、多い人では8割近く実現できるのに、(そりゃ、できた時点では嬉しくてハッピーなんですが)時間がたつとなんだか、それほど幸せには近づいていないような気になるのはなぜでしょう。
理由は2つあります。ひとつは、「幸せ」のことをちゃんと把握していないからです。
ふたつ目は、「やりたいこと」と「自分の幸せ」が紐づいていないからです。
幸せについてザクッと言えば、
- まず、幸せはひとつではありません。
- 幸せ度合いが変わらない幸せと、減っていく幸せがあったりします。
- 幸せは、結果でなくてプロセスに感じたりします。
- すでにある「幸せ」に気づくこと、まだ手にしていない「幸せ」を生み出すことに分かれます。
また、手帳術でいちばん問題なのは、「夢の実現、目標達成」を幸せを実現する真ん中に設定することです。
それでは副作用のほうが大きいのです。多くの人は進捗できずに、達成が頓挫して自己肯定感が下がるだけです。
達成による幸せは、数ある幸せのうちのひとつに過ぎません。
達成できなくても他の幸せを手にすれば、幸せな人生が送れます。
手帳で夢の実現に困っている人にこそ、「幸せを回す生き方」をおすすめします。